コニカミノルタ社Flat panel detector: FPD(Aero DR)の特徴

当院では一般レントゲン撮影を開業時にはレントゲンフィルムで、8年前からはイメージングプレートによるComputed Radiology: CRにて行っていましたが、2020年4月より撮影と同時にデジタル画像が得られるFPDを使ったDigital Radiography:DRへ変更しました。

FPDは従来のレントゲン撮影装置と比べ、X線照射量を最大約40~50%低減可能となり、またⅩ線の感度が高いため、照射線量を減らしても十分な画像が得られます。

従来のレントゲン撮影装置では、撮影方向を変える度にカセッテと呼ばれる板を入れ変えなければならなかったのですが、FPDでは板を入れ変える必要性がなくなりました。

また、従来のレントゲン撮影装置と比べ撮影してから画像が見られるまでの時間も短くなったため、1人あたりにかかる撮影時間が全体で約25~30%も短縮されました。その結果待ち時間も短縮されました。実はFPDは心臓カテーテル検査室でも広く使用されており、動画の撮影も可能です。

特長のまとめ
  • 患者さんの被曝量低減
  • 高いDQE性能と、ダイナミックレンジの拡大により高解像度の画像取得
  • 撮影時間の短縮と待ち時間の短縮

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