当院におけるCDE (Certified Diabetes Educator)活動のご紹介ーフットケアプログラム
ひがし成人・循環器内科クリニックにおけるCDE (Certified Diabetes Educator)活動のご紹介ーフットケアプログラム
当院では、糖尿病診療において多職種連携による包括的なケアの充実を目指し、糖尿病療養指導士(CDE)の活動を積極的に推進しております。
現在、当院にはCDE-K(糖尿病療養指導士/看護師等)6名、CDE-J(日本糖尿病療養指導士)1名の計7名が在籍し、患者さんの生活習慣病管理を中心に、きめ細やかな療養支援を行っております。
フットケアプログラムの実施(2025年6月~8月)
本年は、糖尿病合併症の予防と早期介入を目的に、6月より3ヶ月間の集中的なフットケアプログラムを実施予定です。
対象者:
・CKDステージ3b(eGFR < 45)以上の当院糖尿病患者
・またはHbA1c 8.0%以上のコントロール不良の方
・想定対象者数:約250名
実施内容:
・看護師・臨床検査技師など多職種による足病変スクリーニング
・感染・末梢動脈疾患(PAD)・神経障害などのリスク評価
・フットケアのセルフケア指導
・必要に応じた皮膚科・形成外科等との連携
当プログラムは、従来のCDE業務に加え、患者自身が日常の足の状態に関心を持ち、予防行動を継続できるよう行動変容支援にも力を入れています。
今後も、糖尿病を中心とした慢性疾患管理の質向上と、患者のQOL向上に向け、CDEチーム一丸となって取り組んでまいります。
