2025年4月より隠れ心房細動リスク推定機能を搭載したAI心電計(フクダ電子社製CardiMax 9 Ai)を導入します。
フクダ電子のCardiMax 9 Ai(カーディマックス9 Ai)は、AI技術を搭載した12誘導心電計で、特に隠れ心房細動(AF)のリスク推定が可能な点が特徴です。
これは、日本国内で初めて洞調律の心電図データからAIを活用して心房細動のリスクを分析する機能を搭載した製品となります。
当院で行う心電図検査は今後ほぼ全て本装置を使って記録します。

この心電計は、従来の12誘導心電計と同様に心電図を記録・解析する基本機能を備えながら、日本人を教師データとしたAIによる高度な解析機能を組み合わせることで、臨床現場での早期診断支援を強化しています。
特に、発作性心房細動などの不整脈の診断において、通常の心電図検査では見逃されがちなケースでもリスクを推定しやすくなっています。

本装置は過去の不整脈を予測するという新しいコンセプトの心電計です。
心不全、虚血性心疾患などの心疾患、肥満、高血圧、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、過度のアルコール飲酒、喫煙、甲状腺機能亢進症など基礎疾患があり発作性心房細動リスクの高い方は、症状を確認し動悸など症状があった場合当院で携帯型心電図、24時間ホルター心電図あるいは2週間ホルター心電図検査を行います。



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