当院7代目のエコー装置であるPhilips EPIQ CVxは、心血管領域に特化した最新の超音波診断装置で、優れた画像品質と診断の確実性を提供します。
導入に先立ち当院でもこれまで使用していた旧型EPIQEliteと比較評価を行いました。

EPIQ CVxと旧型EPICElite比較の結論
フィリップス EPIQ CVxは、画質の向上、オート計測機能の精度、AI技術による効率性が大幅に進化しており、特に精密な診断や技師の作業時間の短縮を求める現場で非常に有用です。
ただし、画像条件や症例に依存する性能の制限があるため、運用には技師の熟練度も必要です。
初期型からの移行でCVxの進化が診断や効率性に寄与することが期待できます。
この結果、患者さんに対するメリットとしては診断精度の更なる向上と、検査時間及び待ち時間の短縮に繋がります。

EPIQ CVxの主な特徴
1.Dynamic HeartModel A.I.
・左心室(LV)および左心房(LA)のボリュームカーブを表示し、LV MassやLV Mass Indexの計測を可能にします。
・不整脈患者の解析にも対応し、確実で再現性のある駆出率(EF)を数秒で取得可能。

2.TrueVue 3Dレンダリング
・仮想光源を用いたフォトリアリスティックな3D画像を生成し、心臓組織の構造や欠損部位の視覚化を向上。

3.高性能トランスジューサ(X5-1c、X8-2t)
・xMATRIXテクノロジーとPureWaveクリスタルを活用し、2DおよびLive 3D画像を高画質で提供。
・経食道エコー(TEE)にも対応し、より詳細な心筋構造の描出が可能。

4.nSIGHTイメージングアーキテクチャ
・送信時に大量の音響データを取得し、デジタルビーム再構成と最適な焦点処理を行うことで、高解像度かつ均一な画像をリアルタイムに提供






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